内科の病気は様々な症状から始まるので、

なかなかすぐに原因がわからないことがあります。

たとえば、

咳や痰、のどの痛み、発熱、鼻水、くしゃみ、

腹痛、嘔気・嘔吐、下痢、便秘、関節痛、

全身倦怠感、頭痛、胸痛、背中の痛み、手足の痛みやしびれ、

排尿・排便に関する不具合、むくみ等々ですが、

これといった「特徴」のないものがほとんどです。

それを一つ一つひも解いて、診断・治療の筋道を立てるのが中川クリニックの使命です。

高血圧、糖尿病、脂質異常症のような生活習慣病にしても、

軽度のものから様々な合併症を伴った重症のものまであります。

生活習慣病は初期にはほとんど自覚症状がありませんから、

放置すると気づいたときにはひどくなっていたということも珍しくありません。

早期に発見し、治療へ結びつけることを大切にしています。

※そのために院内での皮膚科・内科連携は重要で欠かせないものになっています。

　皮膚病から内科の病気が発見されるケースも数多くあります。

また、コロナ禍を通して、改めて新興感染症の脅威を実感し、多くを学んできました。

2024年夏の段階で、新型コロナウイルスは型を変えて市中に広くまん延しています。

2類から5類に変わったことで報道される機会はめっきりと減りました。

ところが、高齢者や有病者の方々にとって未だに脅威であることに変わりはありません。

※新型コロナウイルス感染症に対して適切な診断、治療を行うことは

　中川クリニックがこの5年間でしっかりと身に付けてきたところで、

　明らかに「強み」となりました。

中川クリニックは近隣の病院(二次救急以上)との連携を大切にしています。

CT、MRIのような特殊な検査でも早急に行えるよう、協力し合っています。

専門的治療については、その都度適切な医療機関をご紹介いたします。

​もの忘れの特徴

加齢によるもの忘れは「良性健忘」と言います。

これは「想起」の機能が衰えるため、覚えたことを思い出すまでに時間がかかるのです。

例えば、

• 物をどこに置いたのか忘れる

• 何を食べたのか思い出せない

• 人の名前はすぐ出てこないが、ヒントを与えられると思い出せるなどがあります。

ところが、ものを置いたことや食事をしたことは覚えており、ご本人が「忘れている」という自覚はあります。

時間や場所などの把握はできるため、日常生活に支障はあまりありません。

認知症の特徴

認知症は、脳の機能が低下し、記憶や思考などが衰える疾患です。

記憶したり判断したりする能力や、時間や場所、人などを認識する能力が衰えるため、日常生活に支障がでてきます。

例えば、

• 約束したこと自体を忘れる

• 食事した記憶がなく、何度も催促する

• 歩き慣れている道に迷う

• 家電などの使い方がわからなくなる

• 物事を計画立てて行えない

　　などです。

認知症になると記憶そのものが抜け落ちるため、ご本人には「忘れた」という実感がありません。そのため、何度も同じことを尋ねるようになります。

中川クリニックの「もの忘れ外来」は、加齢に伴う「もの忘れ」と、病気として扱う「認知症」を鑑別して、適切な治療に繋げることを目的とした専門外来です。

「もの忘れだとどの病院に行ったらいいの？」と悩んでしまう時には、中川クリニックの「もの忘れ外来」へいらしてください。

認知症サポート医とはどんな医師？

中川クリニックの医師は「認知症サポート医」です。

認知症サポート医とは、認知症の患者さんや、その疑いのある方の初期治療を行うほか、早期から地域の中で必要な医療や介護がうけられるように、主治医へのアドバイスや、関係機関や他職種との連携・協力体制の整備などを行うことを担っています。

北九州市の認知症支援・介護予防課と連携を密にとっています。

中川クリニックは

福岡県のとびうめネットと連携のかかりつけ医療機関です。